不定期ではありますが、時々、色々なイベントやお誕生日会にお弁当のケータリングをさせて頂くようになりました。お弁当は、小さな容器の中に、色々な思いが込められていて、私にとっては、恋文のような愛しい創作活動です。作り立てをお届けしたいので、舞台裏はかなりハードな徹夜作業で、台所は、濃厚濃密なマイワールドと化しています😊 お弁当を作る前日に、裏庭にある柿の木へ行き、柿の葉をお弁当に必要な数だけ、頂いてきます。柿の葉は、殺菌力も強く抗酸化作用も豊富なので、お弁当にはとても重宝します。柿の葉寿司も、そのような理由から使われてきたのでしょうね。柿の葉は、数時間ボールの中でたっぷりの水に浸けた後、丁寧に一枚一枚洗い、水分を拭き取った後、お弁当の容器に敷き詰めます。抗菌が一番の目的ですが、容器が紙やプラスチックなので、直接、ご飯が当らないように工夫しています。 お弁当の食材は、全て、植物性100%の無農薬の野菜や穀物を使っていますが、蒟蒻は、現地のものを使っています。蒟蒻は、現代人にとってのスーパーフード、最強のデトックス効果を齎してくれる食材の一つです。蒟蒻の主成分、グルコマンナンは、消化吸収されにくい多糖類の為、そのまま胃を通過して、腸へ届きます。その為、腸内の老廃物を吸着して、便として出してくれるのです。また、癌や胃潰瘍の原因物質となるピロリ菌の繁殖を防ぐ効能もあります。昔から、「腸のすなおろし」っと言われてきた訳ですね。なので、手を変え品を変え、私のお弁当には、必ず、蒟蒻が入っているのです。我家の食卓にも、週に1回は、必ず登場するようにしてます。残念な事に、無農薬の蒟蒻をカリフォルニアでは入手出来ない為、2回の下処理をして使っています。1回目は、天然塩でよく揉み込んだ後、すりこぎで両面をたたき、10分放置します。その後、沸騰したお湯に、適量の糠を入れて、蒟蒻を10分間、茹でます。 デザートのスイーツや天然酵母で作るアンパンの甘味は、天然の甘味を使っています。白砂糖は、一切使いません。白砂糖は、昔は薬屋さんでしか購入出来ない品物でした。白砂糖の正式名は、スクロースと呼ばれます。薬なので、化学式もちゃんとあり、C12H22O11。12の炭素原子、22の水素原子、11の酸素原子から構成されています。そして、この化学式とほぼ同じ科学式を持つ薬がもう1つあります。C17H21NO4。さて、何でしょう?コカインの科学式です。白砂糖は、全ての栄養素を取り除き、塩酸やその他の無機酸で漂白した正真正銘の化学物質で、食品ではないと、ルービン医師は、彼の本の中で説明しています。日本の薬を使わない小児科医として有名な真弓定夫先生は、白砂糖の摂取を控える事で多くの病気を未然に防ぐ事が出来ると言われています。 http://ameblo.jp/mochimai/entry-10645412183.html そのような理由から、デーツやレーズン、甘酒、りんごジュース、米飴、メープルシロップを使います。優しい甘味に慣れてくると、市販のお菓子の甘味がとても強く感じられるようになります。 マヨネーズやソースを含めた一つ一つが手作りなので、大量生産は出来ませんが、これからも、心を込めたお弁当をご縁のある方にお届けて出来たら何よりの幸せです💗💗💗
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January 2024
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