昔からの民間治療に里芋湿布と言うのがあります。私がマクロビオティックに畏敬の念を抱くきっかけを作ったのも、この里芋湿布の為せる技が始まりと言っても過言ではないと思います。 里芋湿布とは、里芋の皮を剥いてから、おろし器で擦り、生姜(里芋の1割の量をすり下ろす)と、小麦粉(里芋と同量)を練ったものをガーゼなどに薄く伸ばし、患部にペッタリと直接貼り付けます。すると、ジワジワと里芋と生姜の酵素が患部に溜まった毒素(酸化した古い血)を皮膚の毛穴を通して吸い上げてくれるのです。この毒素の吸収力は、絶大で、熱を持った炎症や、喉の痛み、打撲、捻挫、骨折、火傷、癌の痛みなどにも効果があると言われています。とても効果的な里芋湿布なのですが、何分、生モノなので、4−5時間おきに取り換えるというルールが難易度を上げています。 先日、左下の歯が痛み出し、鼻の付根、頬にかけて、ジワジワと痛みが広がると言う最悪の事態が起こりました。去年の夏休みに帰省した時、奥歯の根幹の再治療を受けたのですが、時間の都合で完結出来ず、薬を詰めたままになっていました。もしかしたら、治療出来なかった根幹が悪くなってきたのか、はたまた、詰めた薬が溶けてきたのか?色々な考えが巡りました。 外出禁止令も解けていない中、知らない歯医者に診て貰う勇気も無く、どうしたものかと考えた挙句、いつもの里芋湿布で対処してみる事にしました。他の患部と違って直接、歯茎への湿布は不可能なので、顎から頬、鼻の根元に、里芋湿布を貼って眠りました。湿布をした翌朝には、既に鼻の付け根の痛みは8割位減少し、3日目には、鼻の付け根や頬の痛みは完全に取れました。そして、1週間位が経過した頃から、歯の痛みや腫れも引きました。今回の事で、歯痛にも、里芋湿布が有効である事を身をもって体験しました。 以下、里芋湿布の作り方です。 私がマクロビオティックに出逢ったのは、今から遡る事、11年前。息子が7歳の時の膝の手術を受けてから半年が過ぎた頃でした。それまでは、西洋医学が当たり前に最先端医学だと信じていたのですが、息子は、術後、左膝の痛みがなかなか取れず、足を引き摺るように、歩いていました。当時、サッカー選手になりたいという夢があり、何とかして、元の足に戻したいと、針、整体、氣功、遠隔治療等々、様々な代替療法も受けさせました。然し、大した効果は得られないまま、日々が過ぎて行きました。 そんな中、息子が幼稚園の頃に親しくさせて頂いていたママ友のNちゃんと息子さんに、偶然再会する機会がありました。彼女の息子さんは、重度のアトピーで、顔や体中が瘡蓋だらけでした。でも、久しぶりに会った彼は、肌がツルツルとしていて、別人のよう!そして、Nちゃんも、以前とは全く違う風情。憑物が落ちたような、内から、キラキラと輝く光のようなオーラを感じます。お肌も艶々でとても綺麗。。。何があったのNちゃん⁉️ 何でも、近所(自転車で通える距離)にある、マクロビオティック の料理教室に通い、食を変えた事で、息子さんのアトピーが改善。そして、彼女自身も、信じられない位、健康になった事を話してくれました。彼女は、結婚する前から頭痛持ちで、いつもポケットに頭痛薬を常備していたのですが、薬を飲む事が無くなったそう。1年近く会わなかっただけで、親子共々に、劇的な変化を齎した料理教室✨もしかしたら、息子の膝にも良い効果があるかも!っと、藁をも掴む思いで、Nちゃんが通う料理教室の門を叩いたのでした。 最初の数ヶ月は、先生が話される講義内容が、これまでに学んできた現代栄養学や西洋医学と違い過ぎて、半信半疑の状態でした。でも、ある時、料理教室後の試食タイムの時に、「あなた、どうしたの?その眉間の傷?』っと、先生に質問されたのです。実は、数ヶ月前、眠っている間に、第3の目の辺りを、毒のある虫に刺されたらしく、皮膚が深く陥没していたのでした💦 その事を先生に話したら、「里芋湿布をしてごらんなさい!』っとの事。本当は、虫に刺された直後だったら、さらに効果があったそうなのですが、既に数ヶ月が経過しており、傷は癒えていたのです。ただ、メダカが泳げる位の深い傷が眉間に残っていたのです😵当時は、息子の膝の事で精一杯で、自分の事は、後回し状態。先生に指摘されるまで、そんなに酷い状態であった事にも気付けずにいました。 然し、私の額の傷はほぼ完治していたので、ダメ元で、寝ている時だけでも湿布をしてみては?とのアドバイス。睡眠中は、体温も下がるので、僅か1cm位の小さな傷であれば、里芋湿布を付けたま眠っても大丈夫でしょうとの事。又、同じように、息子の膝も、手術を受けてから8ヶ月以上過ぎている為、彼の膝も同様に、眠っている間、里芋湿布を当ててみてはどうかと言われました。 薬と違って、副作用が無いので、やってみる価値はあるかもしれない!4−5時間毎の取り替えは、毎日の生活の中では実践出来なかったと思いますが、眠っているだけの試みだったので、他人の目を気にする事なく、実践する事が出来ました。そして、その効果は、想像以上でした。里芋湿布は、患部にピタリと貼り付いて、私の皮膚を修復してくれました。少しずつ、陥没してしまった皮膚が再生&隆起され、綺麗な皮膚で埋まってしまったのです。この修復期間は、一月位かかったと記憶しています。 息子の膝も、興味深い経過を辿りました。最初の1週間位は、顕著な効果は見えないまま過ぎて行きました。逆に、7歳の子供なので、寝相も悪く、朝起きたら、里芋湿布が膝から剥がれ、シーツやパジャマに張り付いて無残な状態になっている事もあり、何度も断念しようかと思った位です!然し、10日目辺りから、里芋湿布を取り外すと、独特の臭い匂いがするようになり、縫合した部分だけ、里芋湿布が、黒ずむようになりました。そして2ヶ月経った頃から、膝の痛みが気にならなくなったようで、地域のサッカー練習にも参加出来るようになったのです。出来れば、もう少し続けて様子を見たかったのですが、夜毎の里芋湿布は辛過ぎたようで、2ヶ月間の人体実験(?)後、ピリオドを打ちました。 それなのに。。。ようやく膝が完治したと思った矢先、息子は下校中に、石畳の坂から転がり落ちるという事故に!病院で精密検査を受けると、左腕が骨折😵すぐに手術を勧められました。医者から手術という言葉が飛び出した時点で、息子は大泣き。私は、もう2度と彼に同じ体験をさせたくはないと決心していたので、手術は拒否させて頂く事を医者に告げました。補佐をしていた、周りの看護婦さん達が、首を横にふって、お互いに、目配せをしている様子を尻目に、息子ののレントゲン写真だけを頂き、病院を後にしました。 そして、そのまま、近所の古びた木の看板が出ていた、接骨院に息子を連れて行きました。この接骨院の院長は柔道の黒帯保持者でもあり、医院の2階を道場にされ、夕方からは柔道を教えていらっしゃいました。先生に、これまでの経緯を話し、息子の左腕にメスを入れず、骨折を治したいとお伝えしました。先生は真摯に私の話を聞いて下さり、手術は不要であると仰って下さいました。そして、息子の腕を引っ張って、骨を元の位置に戻して、簡易な副木を左腕に付けて下さいました。その後、家に帰り、里芋湿布を3日間続けました。この時は、4−5時間毎に、取り替えました。そして、週に2回、接骨院で温水器に腕を付けるというリハビリに通い、1ヶ月半で、左腕は完治しました。大病院で全治3ヶ月と診断された事を思うと、驚きの時短での回復でした。 その後も、私自身が左手を自動車の扉で挟んでしまった時や料理中の火傷、母の大腿部骨折の術後等、様々な場面で、里芋湿布が大活躍してくれました。里芋湿布は私達家族の命の恩人と言っても、過言ではありません。勿論、綺麗な血液を作る健康的な食事に変えた事も、家族を健康へと導いてくれたと思います。 現在、新型コロナウイルスの為の治療薬やワクチンが開発段階にあります。カリフォルニア州では、子供達は学年に応じた一定のワクチン摂取が法律で定められている為、コロナワクチンも、義務付けされる可能性があるかもしれません。私は、前回のブログにも書いたのですが、出来れば、ワクチンは避けたいと思っています。 けれど、どうしても、回避出来ない状況になった場合、この里芋湿布とマクロビオティックのお手当法で対処する予定です。まず、排泄力の一番高い、新月の前後、2−3日を選びます。何としても、満ちるエネルギーに溢れる満月は避ける予定です。当日は、梅しょう番茶を飲み、血液を浄化し1日断食をします。そして、摂取直後、用意しておいた、里芋湿布を貼ります。そして、4時間毎の貼り替えを2−3日続けます。里芋湿布の効力について科学的な証明は無いので、単なる気休めかもしれません。なので、この対処法は、人様に決してお勧めするものではありません❗️あくまでも、私と息子だけの為の対処法です😀 台所は、家族の為の薬局。これからも、臨機応変に、可能な範囲で、我家の台所で、副作用の無いお手当で家族を守って行けたらと思っています。 以下は、宇宙法則研究会一慧のクッキングの一慧の穀菜食手当て法からの里芋パスター(里芋湿布)の写真です。様々なお手当法が、写真入りで紹介されているだけでなく、美味しい穀菜食レシピも満載のとてもお勧めの本です。
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最近、ワクチン接種の賛否両論について、色々なメディアで取上げられています。
私は、子を待つ母として、何としても彼の命を守りたいと思っています。その為、ワクチンについて、今、改めて、自分自身でリサーチして学んでいます。全ての事象には2面性があるので、薄っぺらな有効性だけを伝えるメディアだけでは、何を持って良しとするのか、判断が難しいところです。 そんな中、スザンヌ・ハンフリーズ医学博士のワクチンについてのレクチャーの動画に出逢いました。スェーデンで開催された為、一般のスェーデンの人達に理解して貰えるよう、ゆっくりとした英語でとても分かりやすく話されています。字幕付きなのが有難い👍 ハンフリー博士は、米国で5年間の研修医を経た後、腎臓専門医として、14年間、勤務された医師です。それまで基準値を保っていた患者さんが、ワクチンを打った直後に、腎臓疾患に陥ってしまうとうケースが重なった為、ワクチンについて、独自に研究を始められました。その経緯も、話されているのですが、その時、実際に病院側がとった対応、そして、ワクチンに対するポリシーなども話されていて、興味深いです。 画面の両端に様々な広告が出ていて、少し見辛いのですが、このような貴重な動画が、残ってくれていた事にとても感謝しています。抹消される前に、必要な方に届きますように🙏 スザンヌ・ハンフリーズ医学博士のワクチンについてのレクチャー① https://jimakudaio.com/yt?v=SFQQOv-Oi6U&lang=ja スザンヌ・ハンフリーズ医学博士のワクチンについてのレクチャー② https://jimakudaio.com/yt?v=pYUj26bRNoo&lang=ja |
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