日本人は、肺の病気が多い。これは、日本の気候と深い関係がある。日本は、温帯性気候だが、周りが海に囲まれている為に湿度が高いのが特徴。東洋医学では、甘い物は水分を留める働きがあるとされ、甘い物好きや酒好きは、むくみやすい。甘い物や酒を取り過ぎると、腎臓の働きが悪くなり、水分を排泄出来なくなり、むくみやすくなる。すると、その影響は肺や大腸に表れる。酒の飲み過ぎで下痢をしたり、甘い物を毎日食べていると反対にコロコロした便になり易く、便秘がちになる。甘い物や酒の飲み過ぎは、腎の働きを悪くするので、排水が上手く行かず、大腸に影響が出る。肺と大腸は、経絡で繋がっており、大腸の不調は肺に影響する。また、油脂の過剰摂取も一因する。戦後の生活で大きく変わったのは、ご飯を食べなくなった事、牛乳や乳製品、肉などの動物性脂肪が増え、炒め物や揚げ物が増えた事。よって、利尿の働きがある大根や小豆を取り入れ、カルシウムのある、昆布やひじき(少量で良い)を食べるようにすると良い。収斂性を持ち、カルシウムの定着を高める梅干しや梅醤番茶も良い。また、油脂や蛋白質の過剰には、ごぼうや玉ねぎ等の辛みの食材も大きな力を発揮する。緑色の野菜も食べる事。緑色の野菜は、貧血の解消によい。生姜のような発汗する食材をとるのも良い。そして、体をよく動かし、肺をよく使う事。立派なウンコをする事!肺と大腸は、表裏の関係にあるから。。。
山村慎一郎さんの肺ガンについての記事から抜粋
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January 2024
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