久しぶりに、お手当ての為の飲み物、第一大根湯(ダイイチダイコントウ)を作りました。このお手当ドリンクに出会ったのは、息子が小学2年生の冬。私達が、まだ、川崎に住んでいた頃でした。鳥インフルエンザが流行っていた1月の寒い時期、食事をマクロビオティック食に変えて半年後位の頃でした。 夕方頃から、悪寒が走り出し、抗えない何かを体中が感じていました。同時に息子の様子もいつもと違い、信じられない位の少食。「これは、もしかしてインフルエンザかも!」っと感じた私は、第一大根湯を二人分作り、息子と一緒に一気に飲み干しました。このお手当は、飲んだ後、あるだけの布団を頭からかぶって眠るのがベター(発熱前や風邪の初期症状の時に限ります!)。体中から大汗が出るので、何度かパジャマを着替えながら、ひたすら、汗を出して眠ります。すると、明け方頃には、熱がかなり下がっています。 翌朝、熱は下がったものの、まだまだ苦しく、普通の風邪なのかインフルエンザなのかを知るために、病院に行きました。そこで、鳥インフルエンザと診断され、息子は、1週間は学校に行けないと言われ、お薬のタミフルを1週間分頂き、家路に着きました。頂いたお薬は、そのまま、ゴミ箱へ。薬は、その時の症状を押さえる事は出来ても、根本治療にはならず、逆に副作用も怖いので飲まないようにしています。特にタミフルは、幻覚作用や突然死なども引き起こすとされている怖い薬です。 でも、病名を知る事が出来たので、朝&晩に第一大根湯を飲んで眠りました。息子も食欲が無かったので、二人で2日間の断食する事に。すると、3日目には、体内の毒素が熱で燃やされたのか、急ピッチで回復。断食明けなので、腸は赤ちゃん戻りをしているので、普通食は腸を傷つけてしまうので、味噌で煮込んだお粥を食べました。この時点で、息子は、いつものやんちゃ坊主となり庭で飛び跳ねていました。 薬を飲んでいたら、回復にもっと時間がかかっていたでしょう。私は、熱は下がったものの、今度はひどい頭痛に襲われました。後になって学んだ事ですが、これは、風邪が退散していく時に良くある事で、熱で燃えなかった瘀血(酸化した血液)が頭部に昇ったとも考えられます。この頭痛を取り去るには、椎茸スープが良く効きます。椎茸スープは、過去に摂ってきた動物性の脂肪やコレステロールを溶かしてくれます。椎茸スープを飲んだ後、ゆっくりと頭痛が引いていき、体が楽になりました。。。今では、この椎茸スープに切り干し大根を入れて煮たスープが我が家の定番出汁となり、すまし汁、うどん、おでんなどで毎日のように活躍してくれています。そして、これ以降、簡単に手作り出来るお手当を利用する事で、体を壊す事も無く、病院に行く事がなくなりました。 この第一大根湯、色々な症状に効果的です。急性の腎盂炎、尿道炎、中耳炎、耳鳴り、肩凝り、腰痛、蕁麻疹、アトピーやアレルギー等々。動物性蛋白質を食べ過ぎた後は、腸内で沢山の毒素が吐き出されるので、腸内環境は、悪玉菌が有利になっています。悪玉菌が増えると便秘になったり、おならが臭くなったり、黒くてゆるい便が出たりします。悪玉菌が有利な状態が続くと綺麗な血液が造血されず、色々な病気を招いて行きます。 ご馳走が続くこの時期、体のリセットに是非、第一大根湯をご利用下さい。私は、ホットヨガに行く前などにも、ささっと作って飲んでから出動します。肝心の作り方は以下に😄 用意する物: 大根のすりおろし 大さじ山盛り3 生姜のすりおろし 大根の1割(私は適当にその日の気分で) 天然醸造の醤油 大さじ1/2-1(美味しいと思う味付けで) 三年番茶 400cc(普通の番茶、なければ、お湯でも) 作り方: 番茶を沸かし、お椀に大根、生姜のすりおろし、醤油を入れて、番茶を注ぐ。熱々をフーフーしながら頂く。尚、お子様は、半分の量で十分です。大根が苦手のお子様には、オーガニックのりんごジュースを温めて、葛で溶いた物を飲ませてあげて下さい。葛は、葛粉100%の本葛でなければ、薬効はありませんので、ご注意下さいね。 頭痛に良く効く、椎茸スープのレシピも以下にお知らせしておきます😊 用意する物: 干し椎茸 4−5枚 (干し椎茸は、放射能の影響もあるので、良質の九州産がお勧めです。CA在住の我が家では、台湾産のオーガニック食品を取り扱っているお店、Heaertland Societyにて、良質の干し椎茸を使っています。)https://www.heartlandshops.com/#1473728012638-66e687e7-0c7e 水: 6カップ位 天然醸造の醤油 大さじ1−2(美味しいと思う味付けで) 作り方: 鍋の中に干し椎茸と水を入れて、強火で約、15−20分位煮詰める。量が半分位になったら、火を止めて醤油で味付ける。(干し椎茸を水で戻す必要はありません!) 冬至に向かって、太陽のエネルギーが弱まり、私達も体調不良を起こしやすくなります。ご馳走を食べ過ぎた朝は、一食抜いたり、軽めの食事をしたりしながら、内臓を休めてあげましょう。そして、健やかな年始年末をお迎え下さい💓
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