美しい十五夜を迎えた翌朝。窓を開けると、森独特の深い緑の香りが、全身を駆け抜けていきました。満月のエネルギーをチャージした森の空気は、いつもより、神秘的なパワーに溢れているよう。そんな特別な日に、Berkelyを拠点に活動されている、No Gate TeaのYufukoさんとご一緒に、秋の1日リトリートを開催させて頂きました。 Yufukoさんとご主人のDavidさんには、前日から泊まり込みで駆けつけて頂き、部屋の中の家具を動かして、ゆったりとヨガが出来るように、ヨガスペースを作りました。精神的なデトックスも大切にされているYufukoさん、朝早くから暖炉に火を入れ、準備万端で、参加者さん達をお迎えされました。 Wanowaからは、体の細胞の隅々に光が灯るよう、願いを込めて食からのアプローチ⭐️ ご到着された順番に、第一大根湯を飲んで頂きました。陰陽五行では、秋は、金のエネルギー。肺と大腸を司っています。第一大根湯は、肺や大腸の疾患や風邪の初期症状に効果的な飲み物です。発汗効果を高める為にも、ヨガを始める前に、飲んで頂きました。 その後、Yufukoさんのヨガのクラスがスタート。肺、大腸の修復にとても効果的な呼吸法にたっぷりと時間をかけます。体に優しいヨガなので、ヨガ初体験の方も無理なく始められます。一方、皆さんがヨガをされている間、隣のキッチンでは、Wanowaシェフ(って、たった一人しかいない私💦)が、真剣にお料理に取り組んでおりました。汗。毎回、毎回、何でこんなに自分を追い込んでしまうのか?何故、高い山を登ろうとするのか、自分でもわかりません。😢。何故だか、最初にプランしていたお料理ではなく、作っている最中に、チャレンジ精神が湧き上がり、計算外に時間を取ってしまうお料理を作る羽目になってしまう事が多々あるのです。今回も平静を装いながら、水面下で焦りつつ、肺、大腸に優しい、白くて辛いお野菜(大根、玉ねぎ、生姜)をメインに、ご用意しました。 メニューは以下に。 ☆ デトックスと滋養を兼ね備えた野菜たっぷりの、けんちん汁 ☆ ズッキーニと豆腐で作るポワレ風 ☆ 切り干し大根の煮物 ☆ 蓮根のきんぴら(レンコンは、循環器系の食薬です👍) ☆ 大根のステーキ ☆ 高野豆腐と人参の煮物 ☆ 分付き米のオクラ丼 ☆ 赤カブの甘酢漬け ☆ ビーツとリンゴのサラダ ☆ 洋梨のタルト(グルテンフリー) ☆ 三年番茶 午前中、たっぷりとヨガのクラスで体を動かして頂いた後、森のデッキにて、ランチ会💕 その後、森の中をウォーキング。道端に溢れている草花を摘みながらのお散歩です。 お花屋さんへわざわざ買いに行かなくても、独創的な草花が道端に溢れている奇跡に改めて驚きます。そんな草花を使って、Yufukoさんから、茶花の手解きを受けました。Yufukoさん手作りの美しい花器で活けました。わずかな時間で、数本の草花を使って空間をアートする茶花は、まさに「わび・さび」の世界でした。 そして、リトリートのクライマックスは、我が家に出来た新しいデッキの中で、Yufukoさんにお茶の世界へと案内して頂きました。おもてなしの心を大切にされたいと、スポーティな白いヨガの服装から一転して、しとやかな和装へとあっという間に変身されたYufukoさん。 Berkeleyから、美味しいお茶をいれる為、重たーい茶釜も持ってきてくれました。。。 木々のざわめきを聴きながら頂くお抹茶、とっても美味しかったです。Wanowaからは、茶菓子として、デーツと玄米米飴で甘みをつけた小豆餡をご用意しました。小豆は、腎臓の食薬と言われていますが、白砂糖を使ってしまうと、食薬の効が無くなってしまうので、自然の甘みを使いました。 Yufukoさん、Davidさん、充実したコラボをありがとうございました🙇♂️ グレンウッドの森から、沢山の喜びの輪が広がったねー。また何時か、コラボ出来る日がくるまで、精進します。イベントにご参加下さった皆様ありがとうございました💕満月のエネルギーと森の光がずっと降り注がれますように🙏 そして、突然舞い降りた天使のように、お料理を手伝ってくれた、薬膳界のエース、えりちゃん、ありがとう💕束の間でしたが、一緒にキッチンに立てて、幸せでした。また、一緒にお料理しましょう!
0 Comments
Leave a Reply. |
Shinobeauヘルシー料理研究家 Archives
January 2024
Categories |