私が道に迷った時、いつも立ち返る北川八郎さんの小さな本。改めて自分の胸に刻んで
おきたくて、ブログでシェアさせて頂きます。。。 私は、陶器を作る時に、「この器を通して、この器を手にした人達に神の恵みがあります ように」と祈ります。私にとって、陶器作りは、祈りを伝える為の手段の一つでもあります。仕事に祈りを込めるのです。仕事が伸びない人や、商売が行き詰まったという人は勿論、 仕事が順調な人ほど商品の上に、仕事の意義の上に、もう一つ祈りを上のせする」事を お勧めします。 順調で生き甲斐のある面白い仕事というだけではなく、その上に更にひとつの祈りを込めると、何かが変わり始めます。その何かとは、心優しい人が集まり始める事です。争いや苦情や小さなトラブルが消えていくのです。例えば、パンを作る時は、このパンを食べた人に神の良き恵みがありますようにーと祈ると、その人は、もうひとつ上のランクの生き方が出来るんです。仕事が人の心の向上に繋がるのです。自分がまず救われていくのです。 社長がそうすると、従業員の顔も違ってくる。 いい仕事をして充実した仕事だけではなくて、そのパンを通して自分の祈りと神への感謝や今世の目的といいますか、人々への恵みの為にまた、他の命の為に祈っていくんです。 今では、私の会で沢山の方々がやっています。社長さんだけではなく、宝石や、きのこや、 畑の物は勿論、船や、文具や、自転車等、人だけではなく、品物達に祈り、感謝するのです。 そういう生き方が出来る人達は、社会の波や運の善し悪しに引き込まれる事が少なく なります。大抵の人は、運が良かったとか悪かったとか、バブルといわれる時代のような 欲の波に揺さぶられて生き方も上下していきます。どうか、まわりの全てに祈ってみて 下さい。祈る練習をとにかくやってみて下さい。運が動き始めます。 自分の仕事の中に、もう一つ祈りを込める人達は、運が斜めに上がっていくんです。でも、祈る事も知らず、利だけを追う殆どの人達は、時代の上下の波に飲み込まれてしまいます。 しかし、祈りを通して、感謝と目覚めと言いますか、今世の生きている目的が少しでも 分かった人達は、良かった悪かったという運の次元を乗り越えた生き方をする事が 出来ます。でも、利にまみれ、出世欲で一杯ならば上手くいきません。何が必要か。。。 それは、「動機の純粋性」です。自分の為ではなく、家族の為ではなく、少なくとも同僚や部下、社員や遠い難民や悲劇の国の人々の為、悲しみと痛みのある人々の為に少し心を 痛め、祈る事が出来るようになる純粋性。。。 人の喜びを、素直に喜べる心。。。が、あればいい。 これまでにお話した事は、多くの賢人達が言っているのと同じ意味の話です。 仏陀やキリストをはじめ、多くの聖者が言っている事と同じ事を、私は自分の言葉で語っているに過ぎないのです。私の言っている事に何も新しい物はない事を付け加えておきます。 いつも、謙虚におごりなく、気を付けて生きねばなりません。 上にも、下にも、右にも、左にも、みんな、みんな、光あれ! 北川八郎さんの「心にある力」より抜粋
0 Comments
Leave a Reply. |
Shinobeauヘルシー料理研究家 Archives
January 2024
Categories |